2008年1月26日土曜日

引越しのお知らせ

bloggerブログ・・・なかなか使いづらく少し苦労していたのですが、アメブロに登録したところこちらのほうが使い勝手がよかったのです。突然ですが、本日よりアメブロに引っ越すことに決定しました。更新版はhttp://ameblo.jp/slowbio/こちらをごらんください。よろしくお願いします。^^

無国籍春雨スープ

 

簡単で身体の芯から温まる春雨スープです

材料
春雨 2人分(2掴みぐらい)
厚揚げOR五目揚げ 半分
小松菜 2株(ちんげん菜でもOK)
トマト 小2
えのき茸 1/3パック

しょうが スライス3枚
出し汁 (かつお節、あごなど魚系だし) 4カップ
とりがらスープ(顆粒で無添加のもの) 小匙1
醤油 大匙1
塩 小匙1
ゴマ油 少々

レモン 適量


作り方
1.厚揚げを食べやすい大きさ、厚さに切ってフライパンで両面に焼き目をつける。

2.出し汁に鶏がらスープをいれ、しょうが、1の厚揚げ、えのき、トマトの順で加え少し煮詰める。

3.小松菜をいれ、小松菜に火が通ったら醤油、塩を加え、ごま油を少量たらしてレモンを絞ってできあがり。


メモ:ごま油とレモンを加えるのは味にアクセントを加えるためなので、あくまでも好み。しょうがが入ることによってピリっとした自然な辛さが出て、レモンを絞るとなんとなくタイ風になりますし、代謝を促す効果も大!出しの味がしっかりしていると塩気を少なくしてもコクがでます。身体の芯からぽっかぽかになりますよ~^^

2008年1月25日金曜日

ソウルフード風鯵フライ



いつもの鯵フライを一工夫して米南部風のカリっとしたものにしましょう。

材料
鯵 人数分
コーンミール 大匙2
地粉 大匙1
塩 少々
胡椒 少々
付け合せのレモン 適量


作り方
1.鯵は三枚におろして大きな骨を抜いておく。(開いて骨を抜いただけでもOK)




2.コーンミールと地粉を皿の上でよく混ぜて、塩コショウして下味をつけた鯵に薄くはたく。




3.菜種油をフライパンに分量の魚が被るくらいに熱し、高温で短時間揚げる。(短時間でさっくり素早く揚げるのがポイント。)揚げすぎると旨みが抜けてしまうので注意。




4.皿に副菜と盛り合わせてレモンを添えて出来上がり。




今日はひじきこんにゃくと、クレソン&人参のおひたしを添えました。クレソンと人参のおひたしは、さっとゆでてポン酢をかけるだけで簡単!クレソンの独特の苦味と食べにくさもおひたしにするとあっさり食べれますので試してみてください。

いい加減も味

母のはなしをひとつ。

母は私が幼少の頃より家業の寿司割烹店の割烹部を担当していた。母は昔かたぎの働き者で、育児の傍ら毎日父が営む寿司店で、てんぷらを揚げたり、数々の焼き物を焼いたり、炊き合わせを作ったりし、兄と私を育てた必殺料理人主婦だ。私が生まれた頃は店も景気がよく今のように回転寿司などなかったため、一週間に一度の定休日を除いて毎日のように忙しく働き、休みの日ともなると趣味のテニスや油絵にでかけていた。

なぜ料理ブログに母のことを書きたくなるかというと、料理人の母の背中を見て育った私は母から学ぶことが非常に多く、おそらく一般のサラリーマンの家庭に生まれていたら和食を食べることはあっても自分から関心を持って作ることは稀だっただろうと思うから、そして和食に対して郷愁を感じる情緒をくれた母親にとても感謝しているからだとおもう。先日友人と一緒に食事に行った際、TVで栗原はるみさんが言っていたひとことを思い出し、私はそのトピックを持ち出した。

今の若い人はすごくおいしいパスタを作るのが本当に上手。でも上手に切干大根が作れないとかあるじゃない?

確かこんなことを言っていたとおもう。確かに確かに!そうなんですよね。とTVの前でおもわず相槌をうってしまった。そういえば余談だけど、最近和を売りにする定食屋が矢継ぎ早にオープンしているわりに、おばんさいの美味しい店はめったにない。焼き魚はどこどこで採れた何がしなんかで、炭火焼やウォーターオーブンで焼いてるとかで、そこそこおいしいのに、付け合せの切干大根やひじき、煮物など食べるとがっかりした経験がある人も少なくないはず。やっぱりこれはね、愛情に欠けるからなのかもしれません。だって食べる人の顔を見ながら調理しているわけじゃないからです。家庭料理はやはり家で作るからこそ家庭料理だからなんです。

話はぐぐっとそれたけれど、かくいう私の友人もそのトピックにたいしては「切干大根てうちにあるんだけど、どうやって作るの?」とあんぐり顔でたずねてきた。

切干大根を作れない彼女を責めるわけじゃないけれど、実際の話、上でも書いたように一般のサラリーマン家庭に育った彼女のようなお嬢さんたちには、きりぼしだいこんって?てな人も多いかもなあと思った。でもこればっかりは仕方がないんです。だってそういうおばんさいの傍らで育った人もそうでない人もいるわけだしね。でもやっぱり和食を食べるからにはおいしく食べたい。そう思うのです。

それでこの話がタイトルとどうつながるかというと・・・・ 確かに和食はおいしく作れるに越したことはありません。けど、誰もが一流の割烹料理屋さんのように凝ったものを作る必要はないと思う。普通においしいひじきが作れれば、美味しい煮豆が煮えれば、切干大根が作れればそれでいいというか、それがいいんです。

先日うちの母が料理を作っている傍で私が見ていると、煮物を作っている母が里芋とか大根なんかを違う煮物を作るのに一緒に茹でているのを目撃した。やだあ!いい加減だなあーと私がいうと、「あらなんで?いいじゃないの。だって下茹でするだけじゃない。」というのを聞いてぽかーんとした。・・・ま、確かに・・・そうなんだよな・・・家庭料理の醍醐味・・か。

一見いい加減そうだけど、うちの母親の料理は実に美味。どんなに私が頑張っても母親の作った芋の煮っ転がしや炊き合わせには勝てない。厨房で毎日割烹料理を作る、でもテニスや油絵は辞めたくない。そんななんでも片手間な母だけどそれが人生だし、料理って人生にも似ている。

料理は母のように年季が入ってくると、いい加減がおりなす独特のハーモニーが生まれてくることによって本当のおいしさが生まれてくるのだ。そして母はそれを知っている。それは、カップイッパイとかケイリョウスプーンオオサジイッパイとかではない。匙加減という言葉がある。ウェブ辞書で調べると(1)薬の調合の加減。(2)医者の治療のしかた。(3)料理の味つけの具合。(4)手加減すること。配慮。手ごころ。「事の成否は彼の―一つで決まる」とある。この(4)の配慮、手ごころというところに注目。要は食べる人の顔を思い浮かべながら作った料理は配慮や手心なのだ。

いい加減は決して雑なのではなく、温かみとか手作りの良さと理解したい。調味料の量ではなく、それこそが匙加減なのかもしれない。定食屋の料理もいいけれど、家で常備食を美味しく作ってちょびちょび食べ合わせる良さがわかる日本人でありたいなと思う今日この頃です。






小腹が空いたときの味噌汁

つい1週間ほど前までは全然寒くないじゃん。こんなの全ぜ~ん寒いうちになんてはいんないよおなんて思っていましたが、今年もついにやってきましたね。この身を切るような寒さが・・・ 今夜犬を連れてテクテク歩いているときに実に身がぶっ千切れそうな寒さを体験いたしました。本当に文字通り腕や脚が付け根からぶっちぶち切れそうな寒さでした。

以前、シカゴ出身の知人が日本の寒さなんてマイルドじゃない!へっ(へっとは言っていませんが)とかいっていたのをこういう身を切るような寒さの夜って必ずといっていいほど思いだしてしまいます。

こんな夜に、私がもし男性でサラリーマンだったとして午前様などしてご帰還した暁には、寝巻きにカーディガンなんか羽織ってキッチンで転寝してちょっと涎なんか拭き拭き目を覚まして、寝ぼけ顔で「遅いわねもぅ!」とかいいながら、しかめっ面で怖いけど、そいでもしっかりたっぷりお野菜の入った酔い覚ましのお味噌汁など作って待っていてくれたらきっと天国なんだろうなあ。なんて妄想してみたりする。寒い夜の夜食にはお腹にもたれずとも、しっかり身体が温まってほんわかした気持ちになるあったかい味噌汁なんていいですね。



さっとできる酔い覚ましの強力味噌汁

材料
出し汁 2カップ
長いも 3cmほどをスライス
梅干 1個
わかめ 適量
水菜 1株
麦味噌 適量

作り方
1.出し汁を温め、長いもと梅干を砕いたものを加え、味噌を少量いれ味を調える。(梅干が入るので味噌は控えめに)

2.煮立てずに温まったら火を止めわかめを加え、器によそったらざっくり切った水菜を加えしんなりさせたら出来上がり。

栄養たっぷり満足感満点のお味噌汁ですよ~

2008年1月24日木曜日

野菜たっぷりじゃがいものほくほくお焼き風と蕪のホットサラダ



野菜たっぷりじゃがいもの澱粉を生かしたヘルシーお焼きと蒸した蕪のサラダです。

材料
じゃがいも 中3個(大なら2個で2人分)
長ネギ 1/2
えのき茸 1/2袋
刻み昆布 30g(水で戻したもの)
小松菜 2株程
醤油 大匙1
ゴマ油 大匙1
菜種油 少々
バター 小匙1(隠し味)

作り方
1.えのきは小房に分け、長ネギは斜め切り、刻み昆布を水で戻したものを菜種油を敷いたフライパンで中火で炒める。火が通ってきたらバターを加え醤油を廻しがけ1瞬強火にして香りを出し、すぐに火からおろす。

2.じゃがいもをフードプロセッサーにかけ(フードプロセッサーがない場合はすりおろす)ボールに移し、小松菜のみじん切りを加え、さらに1を加えよく混ぜる。

3.ゴマ油を敷いたフライパンに2をスプーンなどで食べやすい大きさに(パンケーキを作る要領で)ぽたぽた落とし、中火で両面がしっかりした硬さになるまで焼き目をつけてできあがり。

4.出来上がりに醤油のほか、ぽん酢などをかけて食べてもいいかも!

メモ:刻み昆布は普通常備しているものでもないので、ひじきなどを同じ要領で使ってもいいかもです。海草はミネラル分たっぷり。冷え性の人は積極的に摂ることをお勧めします。^^



付け合せの蕪のホットサラダの作り方です。

材料
小蕪 食べる分だけ
ゴマペースト 大匙1
梅干 1個
出し汁 (昆布だし) 大匙2

作り方
1.蕪は葉の部分と白い部分を別にし、よく洗って食べやすい大きさに切り、白い部分はゴマ油を敷いたフライパンで焼き目をつける。

2.蒸し器に1と葉の部分をいれ柔らかく蒸す。

3.ゴマペースト、叩いてペースト状にした梅干に出し汁を加えて練ったものを添えて出来上がり。

せりとドライトマトのさっぱり胡麻和え



せりのシャキシャキとドライトマトの食感が絶妙!

材料
せり 1束(4人前)
ドライトマト 5個
白ゴマ 大匙1
白ゴマペースト 大匙1
醤油 小匙1
本みりん 小匙1

1.ドライトマトは水で20~30分ほどもどし、(種類によって違いますが、今日は硬めだったのでちょっと戻し時間が長くなりました。)食べやすい大きさに切っておく。

2.せりはさっと茹でてざるにあげ冷めたら5cm程度に切る。

3.白ゴマをフライパンで乾煎りにし、すり鉢ですったところに白ゴマペーストと醤油、本みりんを加える。

4.3に1と2を加え混ぜ合わせてできあがり。


ドライトマトは酸味と塩味が強いので味付け特にしなくてもいいぐらいです。醤油は隠し味?かな・・・

2008年1月23日水曜日

簡単玄米イカ飯



ルクルーゼ(鋳物の鍋)で作る簡単玄米イカ飯です。(土鍋でも作れます)

材料
するめいか 1杯
枝豆 10鞘程(冷凍を水でもどし中身を出しておく)
玄米 2カップ(目安で3人前)
黒米 カップ1/4

昆布 10cm
しょうが 適量
水 3カップ(イカの煮汁)
醤油 大匙3
本みりん 大匙1
三つ葉 適量
ゆずの皮 少々(飾り)

1.イカのワタと骨を抜き、脚を切り取りとんびも抜く。えんぺらはつけたままで、脚は食べる人数分等分に分ける。



2.吸盤を包丁のミネなどで丁寧に取り除き、身と脚の水分をしっかり乾いた布で拭く。(水分をしっかり拭くと生臭くならない。)




3.フライパンに水を入れ、針しょうが、調味料を加えひと煮立ちさせたところに2のイカを入れ、味がある程度つくまで煮詰める。

4.イカを取り出し煮汁と別にしてから他の器に寝かせておき、さめたら包丁で食べやすい大きさに切る。

5.イカを取り出した煮汁にご飯を炊く分量分の水を足してちょうどいい量にして、表面を拭いた昆布と(味はイカの煮汁が濃いので薄まっても十分濃い味がつきます。)玄米と黒米を入れた鍋に加え、一旦沸騰させてから種火にして30分炊き込む。

たまに蓋を開けて様子を見ても大丈夫です。





6.蒸らしに入る5分ほど前に4のイカと枝豆を素早く鍋に入れすぐ蓋を閉める。

7.15分蒸らしして蓋を開けてみて水分が残っているようなら少し火をいれて水分を飛ばしてもOK。

8.三つ葉を好みの大きさに切るか、2本位を結んでゆずの皮の千切りをパラっと乗せてできあがり。

ルクルーゼで作ったので水分調整もしやすいし、圧力釜のように焦げやすくないのでとてもおいしく出来上がります。玄米を食べず嫌いの人にも楽しんでもらえる味だと思います!土鍋では試していませんが、おそらくおいしく出来上がると思いますよ。^^


メモ:黒米30gに対して水を50ccほど多めに加えてご飯を炊きます。

ごめんなさい・・・一度更新したときに枝豆をどこで加えるか書くのをうっかり忘れてしまい、訂正しました。たまにこういうそそっかしいことがあるご隠居(私)です。(恥)

和風オープンサンド



簡単でおいしくい栄養満点の朝ごはん

材料
全流粉ORライ麦パン スライスしたもの数枚
五目揚げ 半量
のり 適量
しょうが すりおろしたもの少々
菜種油 適量
白ゴマ 少々
醤油 適量

作り方
1.パンを軽くトーストする。

2.五目揚げも薄く切り菜種油を熱したフライパンで表面を焼き、しょうがと醤油をあわせたものをざっとかけ、香ばしい焼き目をつける。

3.のりを焼きたてのトーストにのせ、2をそのうえにのせてから、ゴマをトッピングにかけてできあがり。


うちで焼いた天然酵母のゆずパンを使いましたが、市販の全流粉パンでももちろんOKです。しょうがはよく洗って皮をむかずにそのままおろしたほうが栄養価も高いので風邪の予防にももってこいですね。^^

2008年1月22日火曜日

肉なしでもコク!のある焼きうどん



添加物が多く含まれるソースを使わなくてもソースの風味!?な焼きうどんです

材料
うどん玉 2つ(2人分)小麦粉と塩だけで作られたものを選んでね
油揚げ 1枚
白菜 小さめのもの5枚ほど(大きければ3枚程)
たまねぎ 小1個
人参 1/3本
刻み昆布 軽く一掴み(水に戻したもの)

菜種油
味噌 大匙1
醤油 大匙2
麦飴 小匙2
本みりん 小匙1
塩  少々

作り方
1.調味料を塩以外すべて小さな容器に入れてよく溶いておく

2.フライパンに菜種油を敷き、人参、たまねぎ、白菜、油揚げ、水に戻してかたく絞った刻み昆布を加え、しんなりするまで少々炒める。

3.うどんと水を加え加え全体が混ざりうどんがなじんだら調味料を加え炒め混ぜる。水分を飛ばして旨みを閉じ込める。

4.フライパンからおろす直前に塩を少々加えよく混ぜてできあがり。


今日テレビ朝日の「本当は怖い家庭の医学」で乳がんには大豆加工品を食べることがいいとされているということが言われていました。妄信的になるべきではないとおもいますが、動物性油脂の摂取はやはり婦人病の原因になるという動物的な確信から(笑)、私は日常の食生活から肉の摂取を最小限に減らしました。実際、個人的な話になってしまいますが、今の食生活に変わってからというもの、体調がすこぶる良くなり生理不順や冷え性がかなり改善されています。

納豆をはじめとする大豆加工品や豆はヘルシーなだけではなく、色々なところに効くんですよね!なんでも摂りすぎはいけないとおもいますが、今まで豆の調理を考えてなかったな~という方なら積極的に取り入れていくのも体調の変化が実感できて良いのでは?

蓮根とでぽいんげんのカレー風味



今日1月22日はカレーの日だそうですカレーではないですが、カレー風味の炒め物を紹介します

材料
蓮根 小さめのもの一節
こんにゃく 1/3個
でぽいんげん 一掴み程度
ブロッコリ 2/3房
薄口醤油 大匙2
塩少々
カレーパウダー 大匙1
水 半カップ程

作り方
1.でぽいんげんは一昼夜ひたひたの水につけて水を含ませておく。(時間がない場合はそのままゆでてもOK)そのまま鍋にかけて塩を一つまみいれある程度柔らかくなるまで火を通す。




2.こんにゃくは薄く切ってブロッコリはさっと茹でる。茹で上がったら水にはつけずにざるにあげおいておく




3.蓮根は洗って食感が楽しめる程度にざく切りにし(無農薬の蓮根ならよく洗って皮のまま切ると栄養価も高い)、浸かるぐらいの菜種油で素揚げにする。




4.写真のようにカリっと揚げる。




5.こんにゃくを最初から炒りにし、端に寄せて菜種油を敷きさらに炒め薄口醤油を大匙1加えて1分ほどいためる。




6.いんげん豆、ブロッコリと4と水を半カップ、残りの薄口醤油を加え炒め煮にする。

7.最後にカレーパウダーと塩を加え、味を調える。


今日はカレーの日だったとは知りませんでした。笑 

おこたについておもうこと



今日のような寒い日はやっぱりおこたでゴロゴロしたい。うちの実家のおこたはいわゆる正方形の普通のおこたなのです。それもうんと小さい部類に入るおこた。

私の家では2人きりであるにもかかわらずちょっと大きめの長方形のおこたを使っている。二人でおこたに入る際、どっちがどこに座るか・・・これでなんとなく悩んじゃうんですね。今私が長四角の長い辺のほうに座りノートパソコンを目の前にチャカチャカとタイプしているわけだけど、同居人がとなりの短い辺に寝そべるといつもとたんに眠りに落ちかなり派手なイビキをかくわけですよ。ああ・・・もう私の寝そべるスペースがなくなったじゃないか・・・

話が横にそれましたが、私はこの長方形の長い辺に座り少し居心地の悪さを感じるのはなぜなんだろう?とふと思ったわけです。それが今日実家で正方形の極小おこたに入っているとき。同居人同伴で実家に行き、母と3人でおこたでお茶を飲んでいたのだけど、脚なんか全然伸ばせないし窮屈でたまらないのに、なんというのか・・・・ 妙に心地いいのですよ。うちの長方形のおこたのほうが朗かにスペイシーなゆとり空間のはずなのに、何故か居心地が悪い。どうしてなんだろう?そこで結果的に出した私なりの答えはきっと広さが居心地のよさを作るのではないのかもしれないな~ということ。

実家のおこたには母が手作りで編んだこたつ掛けとかキルトだとかが無造作に心地よく幾重にも重なっているのよね。それがそこはかとなくぬくぬくした感じでちょっと離れた位置から見ると誘っているんですよ。手をこまねいてね。なあんだ、これなんだ・・・・ 無造作でありながらちょっと田舎臭いけど、あったかみのある家庭的な演出。考えてみれば私の家のおこたにかかっているこたつ布団は他人行儀でマニュファクチャードで味もそっけもないこたつ布団だけ・・・。それに比べ母が手作りで仕事の合間に作った大作が主のようにこたつの上に君臨している図はなんかかわいらしいというか、きゅんとするわけですよ。 こたつの温もりを作り出すのは決して温度だけじゃないのですね。この家庭的な演出に違いありません。

鉤針でも出して余り毛糸で人生初のこたつがけでも編もうかな~、なんて思った夜でした。今年の冬はこたつがけ製作で終わりそうな予感です。

2008年1月21日月曜日

万能ネギの酢味噌和え



手早く一品添えたいときに是非どうぞ

万能ネギってトッピングとして使うのにとても便利ですが、残っちゃって困った経験ありませんか?そんなときに手早くできる簡単で美味しい一品です。

材料
万能ネギ 1束弱(量はあまっている分いくらでもいいと思います)
白いきのこ 2房ほど(ネギとのバランスで量を調整します)
胡桃 少々

味噌 小匙2程
米酢 大匙1


作り方
1.万能ネギ、きのこは湯を沸かし沸騰したら塩を一つまみ入れ別々にさっと茹で、水で一瞬冷却して絞り、水気をフキンでとる。

2.胡桃はフライパンで乾煎りし、細かく砕いておく。

3.ボールに酢味噌を作り(味噌と酢を分量分合わせてよく混ぜるだけ)、1と2を加え混ぜ合わせてできあがり。


メモ:ネギは気にならない人は根っこまで使う。食感の違いが楽しめてこれはこれで美味しいと思います。




今日仲の良い陶芸家の卵さんから撮影用の器を借りる約束をしていたのでそれを受け取りがてら、吉祥寺の某和食屋さんでランチしました。今日は雪が降るということだったので私は厚着で出かけましたが、真冬だというのに彼女は相変わらずお手製の薄手のお洋服というイデタチでブルブル震えていました。笑 写真は彼女が製作した素敵な器たちです。



やっぱり手作りのものって風合いが優しい感じで魅力的ですね。今日紹介させていただいた、酢味噌和えを写真右上の小鉢に盛ってみました。

5月にはまた展示会を予定しているそうなので近くなったらここでもご紹介させていただきます。歴史や貫禄のある昔からの陶芸家さんの作品も勿論素敵ですが、若い作家さんにはドンドン頑張っていただきたいですね。彼女の成長が楽しみです。





今日できあがった酵母です。めっちゃめちゃ元気一杯に仕上がりました!^^ リンゴ酵母もとても簡単ですが、経験上どうやらリンゴは王林の酵母が一番元気に仕上がるみたいです。思い切りシェイクしたビールのようにプシュっとあけたら泡がダーーーーッ!とこぼれて服が濡れてしまったのです・・・・ 元気で何より何より。

2008年1月20日日曜日

自然食品店でお買い物



今日はちょっとうちからは距離がありますが、自然食品の人参さんに買出しに行きました。
こちらのお野菜はとっても美味しい上、栄養価もスーパーで売っているものに比べて高く、なんだか昔子供のころに食べていたお野菜の味を思い出します。 こちらで扱っているお野菜は自家栽培でできているものも多いそうです。人参や蕪、大根なんか本当~に美味しいのです。

最近のお野菜って味がどれも薄くて、何を食べても同じような味に感じることはありませんか?
どれも改良されてしまって、野菜本来の灰汁がないような食べ応えのない味になってしまっているような気がします。野菜の味自体がおいしければ、味が薄くてもおいしく食べれるんですよね!




ご主人の快い了解を得て失礼ながらお店の中の写真を取らせていただきました。 小さなお店にところ狭しと品物が置かれていてどこか昔の商店みたいな懐かしい雰囲気もありますよね。^^




根菜も味が濃くてとても美味しいのです。私はこちらの蓮根が大好きで、お店にお邪魔するたびにいただいているような気がします。切ってみると断面の色が透き通っていていかにも美味しそうなのです。スーパーに売っている蓮根のクリーム色とはちょっと違いますよ~




子供の頃によくご飯にのっけて食べたような瓶詰めのきゃらブキやにんにく味噌などがあります。




雑穀類も豊富で全部こちらで揃っちゃいます。ネット販売もされているそうで、海外からの注文も多いのだそうです。ご主人はいつも忙しそうに箱詰めとかPOS入力?とかされているようで、商品管理も大変ですね~ ネットが普及した時代だからこそ、こんな小さなお店でもまるで大型店のような仕事量の様子です。




勿論ほとんどがオーガニックの商品構成です。調味料だって一味違いますよね。 身体に入っていくものはそのまま血や肉になると思うと調味料だっていいものを使いたいです。




今日いただいたのは蓮根2袋、玄米ビーフン(これがまた美味しい!)、蕪、みかんでした。 このみかん!すっごく甘くて味が濃かった~

お近くにお住まいの方、是非一度行ってみてくださいね。^^

http://www.e-ninjin.jp/

ネットショップもやっていらっしゃいますので、こちらのほうもごらんください。



にほんブログ村 グルメブログ おうちグルメへブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 料理ブログへ

根菜と油揚げのヘルシー煮物



お肉を使わないヘルシーな根菜の煮物です

材料
里芋 小さなもの1袋
人参 小さめ1本
ごぼう 1/2本
手揚げ油揚げ 2枚

昆布と魚系の出し汁 2カップ程度
醤油 大匙3
てんさい糖 大匙1
塩 少々
本みりん 大匙1


作り方
1.根菜は水から茹でて灰汁抜きをする。通常、マクロビオティックでは灰汁抜きはしませんが、私の場合はある程度の灰汁抜きをしています。味が落ちない程度に灰汁を残すようにしていますので、
茹で時間は5分ほど。

時間短縮のためと野菜同士の栄養を吸いあうようにするため、灰汁抜きは3種の根菜一緒にしてしまいます。

茹で上がったらざるに開けます。

2.鍋に出しをみりん以外の調味料を入れごぼう、人参、里芋の順で入れていく。

3.少し煮立たせたら大きめに切った油揚げを加えます。

4.野菜が柔らかくなってきたら(里芋に竹串などを通してちょっと抵抗感がある程度の硬さ)みりんを加えあと5分程度煮込んで出来上がり。




以前は根菜の煮物を作るときに必ず使っていたのが鳥の手場先や骨付きぶつ切りでした。
確かに鶏肉と根菜の相性はぴったり合うし美味しいのですが、摂取カロリーを減らしヘルシーにするには他の食材をあわせないと・・と思い、油揚げを使ってみたところ味も美味しいし満足感もあることに気づきました。油揚げは手揚げで豆腐の食感が残るものが煮物にはぴったり!

鶏肉って皮付のものだと意外にも肉の中で一番カロリーが高いものなんですよね~^^;
だからといってカロリーが低めのささみやムネ肉では煮物には役不足で味気のない病院食みたいになっちゃうんですね。
だったらいっそのこと思い切って油揚げにしてしまったほうが味もずっといいです。^^

にほんブログ村 グルメブログ おうちグルメへブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 料理ブログへ

2008年1月19日土曜日

海鮮チゲ鍋風すいとん



ホタテの旨みがギュッとつまったつゆが決めての一人鍋です

材料
小さいホタテ (味噌汁用)一袋
昆布 20cmほど 1枚

たら 1切
くず粉OR片栗粉

白菜 1~2枚
白滝 半量
豆腐 1/4
下仁田ねぎ 1本(長ネギなら2/3ほど)
せり 3株程度

醤油 大匙1
味噌 大匙1
豆板醤 小匙1
塩 少々


すいとんの材料
地粉1カップ程度
水目安として半カップ程度(好みの硬さに調整)
塩少々


作り方
1.豆腐と白滝を湯通しする。湯通しすることによって味がしみやすくなるし豆腐も崩れにくくなるので、必ず。時間節約のために一緒に湯通し!笑 ぐつぐつとして豆腐の水も出きったところでざるにあげる。








2.昆布だしをとる。表面をふき取った昆布を水から入れ、沸騰する前に取り出す。(沸騰させてしまうと味が落ちるので注意)




3.昆布だしの中に帆立貝を丸ごとざらざらと入れる。この小さい帆立は今袋で150円程度と、とても安く手に入るので、味噌汁やスープを作るときにどんどん利用するといいかもしれません。

4.出来上がった出しからガツ(帆立の貝がら)を取り出し、小さな帆立ごと鍋のスープを作る。

5.帆立の入った出し汁を一人分カップ2~3程度として小さな土鍋に移し、醤油、味噌、塩、豆板醤を加えて味を整える。

6.すいとんを作る。地粉に様子を見ながら水を加えホットケーキを作るときの要領で粉をとき、塩を加え、沸騰したお湯にぽとぽとたらして火が通ったら鍋から上げていく。

7.たらの表面にくず粉か片栗粉をはたき、薄く油をしいたフライパンで表面をさっと焼く。こうすることで煮崩れを防ぎ、旨みが逃げない。

8.5に白滝、豆腐、白菜、ネギをいれ味がなんとなく染みてきたなと思ったら先ほどのたらとすいとんを加え、少し煮込む。

9.鍋を火からおろす直前にせりを加え、せりがしんなりとしてきたら出来上がり!




うまうま熱々のお鍋です。つゆが本当~~~に美味しいですよ。
すいとんが面倒であればうどんでも代用できます。本当はニラを使いたかったのですが、ニラはなぜか今高めなのでもう少し安価で他の料理にも使いやすいせりを使いました。春菊なんかでもいいですね。

持論ですが、安い野菜=今が旬で一番美味しい野菜!なので、高いと思ったときにはいくら使いたくても他の安い野菜で代用します。なるべくオーガニックの野菜を使うようにしていますが、今は生産者の名前付の国産のお野菜も多く出回っているので、オーガニックが手に入りづらい場合は日本の農家さんを支えるためにも生産者の顔が見える野菜を使っています。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 料理ブログへ

2008年1月18日金曜日

手作り天然酵母のゆず入りパン



手作りパン初心者でも超簡単にできる天然酵母のパンです

材料
レーズン酵母 200cc (作り方は下記を参照)
有機強力粉 260g
完全粉ORパン用全流粉 40g
塩 小匙1
本みりん 大匙1
ゆずの皮 少々
地粉(型にはたく用)

作り方
1.粉をボールに入れ、あらかじめ作りおいておいたレーズン酵母の液体部分だけを200cc、粉をこねて様子をみながら加えていく。途中、塩と本みりんを加え10分くらい捏ねる。








2.ゆずの皮を少量入れさらに捏ね、表面がツルっとして粉が手につかなくなったら地粉をはたいた密閉容器に丸めて(丸めた綴じ目を下にして)入れる。




3.密閉容器の蓋をして28℃ぐらいを保つようにして発酵させる。
冬場はこたつの中に容器に蓄熱しすぎないように容器の周りにバスタオルのような厚手の生地をグルっとまいて入れる。温度は基本的には室温でOK。なるべく暖かい場所に置く。



4.発酵時間はだいたい6時間ほど。もとの種から1.5倍くらいの大きさになったら発酵完了。温度が低いとなかなか発酵しづらいし、40℃を超えると酵母が死んでしまうのでその辺りだけ注意!




5.発酵しおわったパン種をそっと容器から取り出してパンチなどはしないでそのままくるりとまとめて油を薄く敷いたパウンドケーキ型に入れる。そのまま1時間ぐらい暖かい場所において置く。




6.オーブンをあらかじめ210~220度ぐらいに暖めておき、型ごと種を入れ15分焼き、その後型から出してさらに10分ほど焼く。




7.焼きたてをオリーブオイルと塩に浸して食べるとおいしい!


レーズン酵母の作り方

レーズン酵母は天然酵母の中でも最も簡単で誰にでも失敗なくできる酵母です。一度チャレンジしてみてください。

作り方は500ccの蓋付密閉瓶を煮沸消毒して(沸騰したお水の入った鍋で煮詰める感じ)、3分ほど完全に消毒し、自然乾燥させた瓶によ~く水洗いしたオイルコーディングしてない乾燥レーズン100gとろ過水をレーズンが隠れて浮くぐらいに入れ、22~25℃ぐらいの温度で3日間ほど置く。一日一回蓋をあけて、閉め、ゆすってまた置くを繰り返すだけ。
レーズンがプカプカ浮いて膨らんで中身が抜けたような感じになり、シュワシュワ泡が上がってきたら完成。レーズンを取り出し液体だけを使う。

紹介したパンはパン種を作らずに簡単に誰でも焼けるのが目的なので、難しいことは考えずにバンバンやりましょう。笑
この酵母を使ってパン種を作ればもっと沢山(多分3回分くらい)のパンが焼けますが、ちょっと面倒ですから、家庭で作るのはこの程度でもいいと思います。